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■運動会後■ 

「つ、疲れた…」

 時計を見ると20時を回って、窓の外には無駄に豪華なライトアップ。
今日は学園の運動会(といっていいのかわからんくらいの規模だが)だった。

 そしていま、自身が代表をやっている部室の机に突っ伏して発したのがその一言である。
檸檬が用意していたお茶をがぶ飲みし、イベントが終わりゆく
余韻に浸っているときのことである。このままのんびりと
休んで寮に帰ろうかというときに…ときに…

「まったく、普段から鍛えてないモヤシが無茶するからでございます」

 反対側で、ふーいい汗かきましたわーといいつつ(実際には汗一つかいてない)
幼馴染が相も変わらずこっちを挑発してきた。学園指定の体操服が
どうにも似合っていないのは欧州人っぽい外見のせいか無駄に豪華なスタイルのせいか。

「鍛えてるよっジムで最低限…さいてい、げん…だいたいおまえが
いまだピンピンしてるのだって“走るのは胸が痛いから嫌”とかいって
大抵の競技をさぼりまくったからだろうが」
「おーっほっほっほ。参加したところで全校生徒の前で妹によって
運搬されるという羞恥プレイをかましたあずにゃーが何か叫んでいますわー」
「言うなぁぁぁぁあああ」


 あれからどんだけ知人に弄られたと思ってんだ。
なんだ、まだ元気じゃないかとこちらも全然体操服(男物)が似合っていない
アルをスルーして、さてどうやってこの幼馴染を論破してやろうかと
気合いを入れなおしたときだった。

遅れて部室に入ってきた暦がふとこちらを見て首をかしげる。


「兄さん、嫌だった?」
「そんなわけないだろう暦。むしろよくやってくれたと」


このシスコンが、と割と本気で白けた目を向けてくる幼馴染など無視無視。
これが自分の性分なんだから仕方ない。ああ、楽しかったさ。
おまえと一緒に何かするのは何だってな。


「おーい、皆。まだまだ騒ぎたいのはわかるけど、もうそろそろ帰る準備をしないとね」


 檸檬の言葉で時計を見やれば流石に21時を回って、教師陣もさっさと帰れと音頭を取り始めた。
セレナとの口論で30分以上無駄にしてたというのか。校舎の照明も、人のいないところからどんどん落とされているようだ。
そして、校庭からは最期の花火とばかりに赤々としたキャンプファイヤーの光が見える。

やば、せっかくだから俺も最後の催しには参加しとこう。

「暦。最後に一曲俺と踊って帰らないか?」
「別にかまわないんだ。行こう」
「そこで目の前の金髪美少女(彼氏なし)に目もくれないあたりがあずにゃんでございますわね」

まぁまぁ私も眼中になかったみたいだよヒドイネーと檸檬に窘められながら、
ケッと毒づく幼馴染など放っておくとも。グラウンドに向かって歩きつつ
俺は改めて仲間に恵まれていることに感謝するのだった。
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